心療内科で診る病気

心療内科でできること

心療内科は、心と体のバランスが乱れておこる症状や病気などの治療を行っています。学校や仕事、家庭など社会生活の中で感じる心理的なストレスだけでなく、身体的やストレスにより発症するうつ病やパニック障害、不眠症、不安症なども心療内科で治療しています。人間関係や不幸ごとなど自分で自覚できる大きなストレスだけでなく、仕事が忙しい人、残業や夜勤が多い人など身体的な負担によっても心と体は無意識にストレスを蓄積して不調を引き起こしてしまうため、心療内科にはさまざまな年齢や性別の人が受診しています。心療内科に行くことに躊躇いを感じる人もいますが、症状が軽度の内に行くことで治療の効果も早く表れるため不調を感じたらすぐに受診するようにしましょう。

こんな症状がある時は心療内科へ

ストレスによって胃が痛くなった、お腹が緩くなったなど不調を感じる人は多くいます。また、体がだるい、気持ちが落ち込んで元気が出ない、寝付きにくい、夜中に目が覚めるなど誰にでも起こる症状なので、これだけですぐに心療内科を受診しようと思う人は少ないかもしれません。運動や趣味などでストレスをリフレッシュすることができれば問題ありませんが、症状が数週間続いているのであれば心療内科を受診するようにしましょう。ストレスにより不調が長期間続くと心や体だけでなく脳にもダメージを与えることになるため、無理に自分だけで解決しようとしないことが大切です。その他、ストレスについての自覚症状がなくても体調不良などの身体症状が現れることがあるので、内科などで検査しても原因が判明しなかった時は心療内科に行くことを検討してください。